婚活に会話のコツってあるの？婚活で男性と会話を弾ませるコツ8選

　婚活イベントやパーティーに参加しても、会話をしなければ相手のことをよく知ることはできません。また、結婚を前提とした交際に繋げるためにも会話をすることは大切です。しかし、初対面の相手と会話を弾ませるのは難しいと感じる方もいらっしゃるでしょう。この記事では婚活で男性と会話を弾ませるコツをご紹介します。

◆プロフィールカードは会話の便利アイテム！プロフィールカードから話題を探そう

　初対面の相手と話す時には、何から話していいのか迷ってしまいますよね。仕事や友達を通して出会った相手ならば、最初から共通の話題がありますから、お互いに通じる話題から話し始めて会話を膨らませていくことだって出来ます。

しかし、婚活パーティーやイベントで出会った相手は正真正銘の初対面の人ですから、話題を探すところから始めなくてはいけません。婚活イベントですから世間話をするわけにもいきませんし、「何を話題にしたらいいんだろう……」と不安に感じる方もいらっしゃるでしょう。

　でも、安心してください。婚活イベントでは、プロフィールカードを用意する場合があります。

プロフィールカードには、名前、年齢、職業、出身地、趣味などを記入します。

そして、イベント中に相手と会話する時にはお互いのプロフィールカードを交換し、会話を始めます。また、イベントによってはイベント開始前に異性の参加者のプロフィールカードをまとめたファイルが渡されることもあります。いずれにしても、プロフィールカードがあると相手についての情報を得られるので会話に役立てることが出来ます。

　例えば、趣味の欄を見て自分と共通する趣味があれば、「私も●●が好きなんです！」と共通点をアピールし、趣味の話題で会話を広げるのもいいでしょう。

もしも共通の趣味がなかったとしても、趣味の情報から会話を弾ませることは出来ます。

例えば、相手の趣味が読書となっていたら「どんなジャンルの本がお好きなんですか？」「好きな作家は誰ですか？」など、相手の趣味を深く掘り下げるような質問をすることで会話を弾ませられます。

◆自分が話すだけで終わらせない！相手に質問をすることで会話が広がる

　初対面の相手と会話をする時には、自分が発言するだけで終えてしまいがちです。

プロフィールカードがない婚活イベントは、自己紹介をしなければ相手に自分をアピールすることが出来ません。

ですから、自分自身について語ることも必要であると言えます。しかし、自分が発言するだけで言葉を終わらせてしまうと、相手が自分の話に食い付いてくれなければ会話にならず、お互いに自分自身のことを話すだけになってしまいます。これでは、楽しく会話をしたという印象が残りません。イベントが終わるまで自分のことを覚えていてもらうためにも、相手に好感を持ってもらうためにも会話を弾ませることが大切です。

　メールやラインでは、相手が返信してくれるように疑問形で文章を終えるというテクニックがあります。

このテクニックは会話を弾ませるためにも、とても役に立ちます。

メールなどのように画面越しではなく、顔を合わせて会話をしている時でも相手から質問を投げかけられたら自然と答えてしまいますよね。男性には自分から会話を広げていくことが苦手な方もいらっしゃいます。

男性にリードしてもらいたいという気持ちもあるかもしれませんが、出会いを次のステップに発展させるためには会話の主導権にこだわらず、自分から積極的に男性に質問をしてみましょう。

例えば、自分の出身地について語るなら「私は●●県出身です」と言うだけではなく、「私は●●県出身なんですけど、〇〇さんはご出身はどちらですか？」と男性に質問をする形にしましょう。そうすると自然と発言するタイミングが出来るので、男性も話しやすくなり、会話も弾みやすくなります。

◆出身地トークは会話が弾む！普段から地理やご当地の情報にアンテナを張り巡らせよう

　婚活イベントなどで男性との会話の話題に困った時には、出身地の話題を広げるのがおすすめです。

なぜなら、生まれ育った地域はその人にとって身近な存在であるため、自分の出身地の話題になると、自然と口数が多くなりやすいからです。もし、同じ都道府県の出身ならばお互いに相手に親しみを感じられる効果もあるので、プロフィールカードがないイベントならば相手に出身地を聞いてみましょう。

　しかし、出身地を聞いただけでは会話がそこで終わってしまうこともあります。そのため、普段から地理やご当地の情報にアンテナを張り巡らせることが大切です。

全国各地の情報を意識するというのは難しそうに思えるかもしれませんが、地域の話題を吸収しやすくするコツがあります。

それは、自分の好きなジャンルの情報に触れることです。

料理が好きならばご当地料理、歴史が好きならば史実と地域の関係性、レジャーが好きならその土地で楽しめるレジャーなど、自分が興味を持っている分野で地域の情報に触れると、自然と吸収しやすくなるので、男性との会話でも役立たせることが出来ます。

　例えば、男性の出身地を聞いた後に「そうなんですか」と相槌を打つだけよりも、「●●県って〇〇って料理がありますよね。私、ずっと気になっているんですけど、やっぱり地元ではよく食べるんですか？」と男性の出身地に興味を示すように言葉を続けた方が会話も続きやすくなります。そして、男性も「自分に興味を持ってくれているんだな」と感じるので会話をしていても楽しい気分になり、リラックスして会話が出来るようになります。

◆逆効果になるかも…仕事の話題を掘り下げるのは避けるべきポイント

　男性との会話を弾ませようと、話題を探すことは婚活において前向きでとてもいい姿勢です。しかし、会話を弾ませるためなら、どのような話題を使ってもいいというわけではありません。

話題によっては男性の気分を盛り下げてしまったり、自分に対する好感度が下がってしまったりするので、話題を選ぶ時には気配りも必要です。

　仕事の話題は、日常の中でも会話で上がりやすい話題です。

婚活での会話でも自己紹介などで職業や仕事について話すこともあるでしょう。しかし、仕事の話題を掘り下げるのは避けるべきと言えます。

なぜならば、仕事のことばかりを掘り下げられると、男性は自分自身よりも職業を見られているような気分になってしまうからです。

皆さんの中にも、プライベートの時間に相手から自分の仕事に食い付かれて嫌な気分になった経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

好きな仕事について興味を持ってもらえることは嬉しくも感じられますが、恋愛や婚活の場で職業にばかり食い付かれると、自分という人間性ではなく、職業という一種のブランドを見られているような気分になります。そうすると、「医者なら誰でもいいのかな？」「大手企業に勤めていることしか見てくれないのかな？」と男性の心は遠ざかってしまうのです。

　また、職業によっては外部に漏らせない情報が多い場合もあります。

そうした方は、仕事について質問をされても答えられず、会話をする上で困ってしまいます。男性を嫌な気分にさせないためにも、会話の雰囲気を崩さないためにも、職業や仕事についての話題は深く掘り下げないようにしましょう。

◆相手のことを知りながら会話も弾む！休みの日の過ごし方を聞いてみよう

　会話の最中に男性に趣味を尋ねるのは効果的です。

しかし、誰でもすぐに趣味を答えられるわけではありません。ぱっと趣味が思いつかなかったり、自分の趣味を言うことで相手からどう思われるかを気にするために言葉を濁してしまったりする方だっています。

趣味を聞いても、男性から答えを得られなかった時にはどうしたらいいのでしょうか。

　そんな時には、質問の内容を少し変えてみることが効果的です。

趣味を聞いても思ったような答えを得られなかった時には、休みの日の過ごし方を聞いてみましょう。

休みの日には自分の時間を取りやすいので、好きなことをして過ごすことも多くなります。

そうすると、趣味として聞いても得られなかった答えが得られる可能性がぐっと高くなります。休みの日の過ごし方からその人の趣味を探り当てることだって出来るのです。

例えば、「休みの日には一人でカフェ巡りをすることが多いです」と言われたら、その男性はカフェ巡りやコーヒーが好きだということがわかります。ですから、「おすすめのカフェを教えてください」と質問をして、男性から更に話を引き出すことが出来ます。

　ただ、休みの日の過ごし方を聞いても、具体的な答えを得られない場合もあります。

そんな時でも、男性の言葉から話題を弾ませることは出来ます。例えば、「休みの日は、家にいることが多いかな」と答えられたとしましょう。家にいるということは、インドア派の可能性が高いですから、「おうちで何をされるんですか？」と更に掘り下げましょう。そうすれば、読書やDVD鑑賞、音楽鑑賞などの答えを得られます。具体的な過ごし方が聞けたら、その情報から話を広げていけばいいのです。

◆会話も弾んで心も近付く！会話の中に“共感ワード”を積極的に取り入れよう

　ここまでは、主に口数が多くはない男性と会話をする時に効果的なコツをご紹介してきましたが、男性にも話好きな方もいらっしゃいます。

また、営業や接客業など人と関わることの多い仕事をされている男性には、婚活でも自分から上手に話をされる方もいらっしゃいます。話好きな男性や話し上手な男性と話す時には、自分が工夫をしなくても自然と会話が弾んでいくように思えてしまいますが、男性が会話の主導権を握っている時でも会話を弾ませるために出来ることがあります。

　それは、共感です。誰かに話をした時、相手から共感を得られると安心したり、もっと話したいと感じるものです。

ですから、話し上手の男性との会話でも共感をすることによって更に会話を弾ませることが出来るのです。

会話の中では相槌を打つことで相手が話しやすくするというコツがありますが、ただの相槌ではなく、共感ワードを積極的に相槌として使うことがおすすめです。

　男性が話をしている時に頷いたり、「そうなんですか」「なるほど」と相槌を打つだけでなく、共感ワードの相槌を打つことで男性はより話しやすいと感じ、共感されたことに寄ってあなたを身近に感じてくれます。

共感ワードとしては、「私もそう思います」「その気持ち、わかります」「それ、私も好きです」などが挙げられます。

男性との会話で聞き役に回っている時も、ただ聞くだけではなく、相手の発言に対し自分自身も同じように感じているということが伝わる共感ワードを積極的に相槌として使ってみましょう。そうすれば、話し上手の男性との会話を更に弾ませることが出来ます。

◆自分とは違う意見や価値観に触れても否定はNG！会話には受け流すことも必要

　前述したように、共感は相手から更に話を引き出す効果や相手から親しみを感じてもらう効果を発揮します。

逆に、否定は相手を拒絶することと同じなので、会話を弾ませるためにはNGな行為だと言えます。

　婚活イベントには、様々な男性が参加されています。

また、世の中には様々な経験、価値観、性格を持った方がいます。ですから、自分と意見や価値観が合わない人と出会っても珍しいことではありません。

婚活イベントで男性と会話をしている時に、もしも自分とは異なる考え方や意見を男性から言われたら、あなたならどうしますか？男性の意見と対立するように否定をしたい気持ちになる方もいれば、自分からは何も言えずに会話の最中に黙ってしまう方もいらっしゃるでしょう。いずれにしても、婚活イベントの会話では、このような態度はNGです。

男性に対し否定の言葉を返せば、男性は「考え方が合わないから、自分とは合わない人だな」と感じてしまいます。そして、黙り込んでしまうと、「何か気に障るようなことを言ってしまったのかな…」と男性が困ってしまいます。

　最初から自分が求めている人ではないと感じる相手ならば、そこで男性との会話の空気が悪くなってしまっても出会いそのものを失うわけではありません。

しかし、価値観や考え方、趣味など何か一つが合わなかったとしても、他の部分ではとても相性がいい相手だとしたら、たった一回の否定で素敵な出会いのチャンスを逃すことになってしまいます。ですから、もしも自分とは異なる考え方や価値観に触れても、はっきりと否定をしたり、黙りこくったりせずに「そうなんですか」と会話の空気を乱さないように受け流すことも大切なのです。

◆“議論好きな女性”ではなく“好奇心旺盛な女性”になるよう心がけよう

　会話を弾ませるためには、否定ではなく共感を多く取り入れることが大切です。

否定は相手の意見や価値観を拒絶するものですが、「柔らかい言い方をすればいいんじゃない？」と思われる方や「お互いの意見をぶつけた方がわかり合えるんじゃない？」と思われる方もいらっしゃるでしょう。　仕事でも男性に負けず、真っ直ぐに努力を重ねている女性も多い時代になりましたが、意見をぶつけ合うような議論を好む女性は好戦的なイメージを持たれやすく、「付き合ったり、結婚してもすぐに喧嘩になりそうだな…」と敬遠されやすくなってしまいます。ですから、議論をすることを会話を弾ませることと同じように思ってはいけません。

　しかし、性格によっては自分と異なる意見を言われた時にどうしても受け流せないという方もいらっしゃるでしょう。

そういうタイプの方は、議論に持ち込むのではなく、好奇心を感じさせるような言葉で相手の意見を深堀する形に変えるようにしましょう。例えば、男性が自分とは異なる意見を言った時に「私は違うと思います。だって〇〇じゃないですか」と議論的な言い方をするのではなく、「どうしてそう思われるんですか？」と自分の意見は出さない形で言葉を返します。そうすれば、相手は否定されていませんから不快な思いもしませんし、自分の意見に対して興味を示してもらえたように感じます。

　このように、議論好きな女性と思われるような言葉ではなく、好奇心旺盛な女性に思われるような言葉に変えるだけで空気を悪くすることなく会話を続けられます。

ただ、深堀をする時に不機嫌そうな表情をしていれば悪く受け取られてしまいますから、笑顔を忘れないようにしましょう。