都会の人と結婚したい！でも「遠距離婚活」って大丈夫？

女性の中には、「いま田舎に住んでいるけどできるなら、結婚は都会に住んでいる人としたい」と考えている人もいます。

でも、それって「婚活」の世界では可能なのでしょうか？

実は、そんな遠距離婚活を実らせて結婚した人は現実にいます。

その実例を挙げて、その方法をご紹介しましょう。

田舎に住んでいるけど結婚後は都会で暮らしたい

たとえば、都会の大学卒業後、田舎に戻ってみたものの、やはり都会生活が恋しくなり「結婚は東京でしたい」と考えている女性は意外と多いものです。

でも、親の意向や仕事の関係で、今の時点で都会に行くことはできない場合、「遠距離婚活」をするという方法があります。

田舎にはお見合いできる若い男性が少ないという悩みも

ほかにも、田舎だと「婚活」をしたくてもお見合いする相手自体が存在しない場合もあります。

あるいは、最初は何人かお見合いできても、田舎に住んでいる若い男性が少ないため、すぐに会う相手が底をついてしまう場合も多いです。

ひどいときには、会う相手がいなくなったためほかの婚活サイトに替えて、やっとお見合いが決まったのに、会う段階になってお互いのくわしいプロフィールを交換したら、ほかのサイトですでに会ったことのある相手だったなんてことも・・・。

「遠距離婚活をする」という選択

こういう場合「遠距離婚活」をやってみるという選択肢もあります。

ただし、それを実行することは、結構ハードルは高いです。

その理由を挙げてみると

1. 大抵の男性は近くに住んでいる人とつきあいたいと考えていることが多い
2. ネットを通して顔を合わせることはできても、実際に会うのにお互いに時間と体力とお金が必要

などがあります。

そこで、「遠距離婚活をして結婚したA子さん」というひとりの女性の取った方法をご紹介するので参考にしてみてください。

A子さんの「遠距離婚活方法」

A子さんはかなりの田舎に住んでいましたが、大学時代を過ごした首都圏での結婚を望んでいました。

やはり、一度都会の生活を経験すると、そのころの生活が懐かしくなったのです。

そこで、思い切って「遠距離婚活」に挑戦することにしました。

A子さんの「遠距離婚活」の方法は、ポイントを挙げて紹介すると次のような感じです。

• 1. まず、婚活サイトで「首都圏の相手を希望していること」を提示する
• 2. 相手が、お見合い相手の居住地にこだわっていないことをプロフィールなどで確認して気に入った相手にお見合いの申し込みをする
• 3. 自分が行くことが可能な首都圏で行われるお見合いパーティーの予約をし、交通機関と宿泊の手配をする
• 4. お見合いパーティーの行われる日までに、自分と会ってくれる人が見つかったらお見合いパーティーのために首都圏に行くときにまとめて会う段取りを進める
• 5. 相手がこっち側の地域に会いに来ると言ってくれてもお断りし、基本、自分から会いにいくことを提案する

以上です。

まず、ポイントは「お見合いパーティー」にだけは最低でも参加することです。

それを軸にして、そのときに会えそうな人がいたら、まとめてお見合いをするのです。

A子さんの場合、一日4人の人と会ったこともあったそうです。

また、５のように「自分の方から会いにいく」というスタイルを取り続けたのはお断りしやすいスタンスでやっていきたいことと、「相手に申し訳ない」という自分の精神的な負担を軽減するためだったそうです。

「遠距離婚活」の大変な点とは

「遠距離婚活」の大変なところは、首都圏に行く日を決めてそこに向けて交通機関や宿泊の手配をし、その日にお見合いできる人をひとりでも多く探さないといけない点です。

最悪の場合はお見合いパーティーに出るだけで終わってしまうこともあります。

でも、どうして結婚後都会で暮らしたいと思う人や、田舎で結婚相手が見つからない場合は、それらの苦労も覚悟した上でがんばって見る価値はあると思います。