ニートでも結婚したい！ニートが婚活を始める前に知っておきたいこと7つ

今はニートでも将来的には結婚したいと考えている方もいらっしゃるでしょう。しかし、婚活イベントのホームページなどを見ると、参加できる職業などが記載されていることもあります。それでは、ニートだと婚活をすることが出来ないのでしょうか。この記事では、ニートが婚活を始める前に知っておきたいことをご紹介します。

◆ニートでも結婚したい！ニートでも婚活することは出来るの？

　ニートであっても「婚活をしたい！」と考えている方にとって、まず気になるのは、ニートでも婚活をすることが出来るかどうかということでしょう。ここでは、ニートでも婚活することが出来るかどうかということについてお話します。

婚活は結婚相手を探したり、結婚を前提にお付き合いをしたりと結婚に向かうための活動です。

婚活と聞くと、婚活イベントや婚活パーティーをイメージしやすいですが、友人・知人の紹介、合コンも結婚を意識しているならば婚活と言えます。また、現在交際をしている相手と結婚できるように努力をすることも一つの婚活の形とも捉えることが出来ます。そのため、ニートであっても婚活をすることは出来ると言えます。

　ただし、婚活パーティーや婚活イベントへの参加を検討されているのであれば、ニートだと難しくなる場合があります。婚活イベントやパーティーでは、参加条件が設けられていることが多いです。

女性の場合は、年齢だけが参加条件になっていることが殆どですが、男性の場合は職業や年収が参加条件に含まれていることもあります。また、細かな参加条件が無い場合でも、何らかの職に就いていることが最低限の条件となっていることが殆どですので、男性の場合はニートだと婚活イベントやパーティーへの参加は難しくなります。

職業などを誤魔化して参加しようと思っても、参加をするためには受付で社員証などの確認が厳重に行われるので、誤魔化すことは出来ません。

そして、もしも誤魔化して参加をした場合、その事実が発覚すれば主催をしている会社から出入り禁止や厳重注意を受けることになりますから、職業を誤魔化して参加することは絶対にやめましょう。

◆婚活イベントやパーティーでは職業を明かさなければいけないことが多い

　仕事に就いていると、仕事の関係で出会いを得たりすることもあります。しかし、ニートだと仕事関係での出会いを得ることは出来ません。身近なところに中々出会いがない場合、婚活イベントや婚活パーティーに参加をすると出会いを得やすくなります。

婚活イベントやパーティーには普段の生活では出会わないような相手との出会いも期待できます。婚活を始めようと考えていらっしゃる方の中には、最初に婚活イベントやパーティーに参加しようと考えられる方も多いでしょう。しかし、婚活イベントやパーティーに参加する前には知っておきたいことがあります。

それは、婚活イベントやパーティーでは職業を明かさなければいけないケースが多いということです。

　女性の参加条件は年齢だけの場合が多いので、ニートであっても婚活イベントやパーティーに参加することは出来ます。しかし、婚活イベントやパーティーでは相手に自己紹介をするためのプロフィールカードの記入をしなければいけないことがあります。

プロフィールカードには、名前、年齢、趣味、自己PRなどを記入します。その際、職業の記入欄も設けられていることが殆どなので、ニートであることを明かさなければいけないということになります。

女性の場合は、ニートでも参加することが可能なイベントも多いので、職業を明かすことに抵抗が無ければ婚活イベントへの参加も可能です。しかし、結婚後も共働きを希望されている男性からはニートだとウケが悪くなってしまいますし、もしも交際に発展したとしても「デートの費用はどうするんだろう…」と考える男性もいらっしゃいますから、ニートであることで不利になる可能性はあります。

◆ネット婚活であっても婚活をする時にはお金がかかる

　前項で述べたように、婚活イベントやパーティーでは職業が参加条件に含まれていなくても、プロフィールカードの存在によって自分の職業を明かさなければいけないケースが多いです。

「ニートであることを伏せて婚活することは出来ないのかな…？」と思われる方もいらっしゃるでしょう。そんな方には、婚活サイトを利用するネット婚活をおすすめします。

婚活サービスの中には、婚活サイトも存在します。インターネット上の出会いと聞くと、怪しい出会い系サイトのイメージもあるかもしれません。しかし、婚活サイトは婚活イベントやパーティーを主催している会社が運営しているものも多く、安心して結婚を前提とした出会いを探すことが出来ます。

　婚活サイトに登録する時には、プロフィールを入力する必要がありますが、職業欄については「その他」という項目が設けられていることも多いので、婚活イベントやパーティーのプロフィールカードのように職業を明確に申告しなくても大丈夫です。しかし、ネット婚活をする際の注意もあります。

　婚活サイトは、利用するために登録料が必要であったり、登録するだけなら無料でもサイト内で男性登録者と連絡先を交換したり、実際に会ったりする際にはお金が必要になることも多いです。ですから、インターネットを使った婚活でも、婚活をするためにはお金がかかるということを忘れないようにしましょう。

4.婚活イベントやパーティーに参加するためには参加料が必要になる

　婚活イベントやパーティーに参加すれば、自分と同じように結婚を前提として関わることの出来る相手と出会うことが出来ます。また、普段の自分の行動範囲では出会えないような人と出会える可能性だってあります。しかし、参加をするためには参加料が必要になります。

　婚活イベントやパーティーは会社が主催するものであり、主催をする会社にとっては婚活イベントやパーティーはビジネスです。

婚活イベントやパーティーを開催するためには開催するための会場を借りる費用、当日の飲み物や食べ物、運営するスタッフの人件費などの支出があります。そして、婚活イベントやパーティーの参加者から受け取った参加料は会社にとっての収入になります。ですから、婚活イベントやパーティーに参加するためには、参加料を支払わなくてはならないのです。また、場合によっては参加料に加えて、会場で手荷物や上着を預けるためのクローク料が必要になります。

　婚活イベントやパーティーの参加料は、男性の方が高めに設定されており、女性の参加料は男性よりも安く設定されていることが殆どです。

参加料は婚活イベントやパーティーによって異なりますが、女性の場合は1500円くらいから5000円くらいで設定されています。

　このように、婚活イベントやパーティーは無償で開催されているものではないので、参加をする際には参加料が必要になるということを知っておきましょう。

◆ラッキーと思わないで！女性の参加料が無料の婚活イベントは要注意

　ニートだと、婚活をしたくても婚活イベントやパーティーの参加料を節約しながら婚活をしたいと思う方もいらっしゃるでしょう。婚活イベントを探していると、女性の参加料は無料となっているイベントを見付けることがあります。

婚活イベントの参加料を節約したいと思われている方にとっては、無料のイベントなら嬉しいと感じるかもしれません。しかし、参加料が無料となっているイベントには注意が必要です。

　婚活イベントやパーティーを開催し、運営をしているのは会社です。

ですから、参加したり、申し込んだりした時に困ったことが起きたら、相談先も婚活イベントを主催している会社となります。

女性の参加料を破格の値段や無料に設定しているイベントを主催している会社には、若くて美しい女性参加者が多いことをアピールして男性参加者を集め、男性参加者からは他よりも高い参加料をとるようにしている会社もあります。そうした会社にとっては、カップルを誕生させたいという思いよりも儲けたいという思いの方が強いことが多く、参加者が困っていても粗雑な対応しかしないこともあります。ですから、トラブルに巻き込まれてしまった時に自分の身を守るためには、こうしたイベントに参加するのは避けた方がいいでしょう。

また、こうしたイベントはインターネット上でも悪い噂が広まりやすいので、本気で婚活をしようと参加する人が少ないことも多いです。したがって、女性の参加料が無料の婚活イベントを見付けても「ラッキー！」と思って軽々しく参加をするのは危険だと言えます。もしも、参加を検討するならば、会社に問い合わせをして詳細を確認するなどしてから決めるようにしましょう。

◆イベントやパーティーによってはドレスコードを守った服装をしなければならない

　婚活イベントやパーティーに参加する時の出費は、参加料やクローク料、会場までの交通費だけだとイメージされている方もいらっしゃるでしょう。

確かに、婚活イベントやパーティーに参加する時に必要となるお金は参加料やクローク料、交通費だけです。しかし、イベントによっては見えないところでお金がかかることを知っておきましょう。

　婚活イベントやパーティーには、ドレスコードが設けられているものもあります。

例えば、高級ホテルのホールや高級レストランなどラグジュアリーな場所を貸し切って行われる婚活イベントには、ドレスコードが設けられているケースが多いです。

ドレスコードの詳細を見ると、男性の場合はスーツスタイルと決められていますが、女性の場合はフォーマルな服装と書かれているだけで詳細までは書かれていません。しかし、ドレスコードがある場合には、女性も一般的な婚活イベントよりも華やかな装いをしなければいけないのです。女性のドレスコードのイメージとしては、結婚式の披露宴にお呼ばれした時の服装をイメージするといいでしょう。

　ドレスコードが設けられている婚活イベントやパーティーに参加する時には、フォーマルで華やかな服装にしなければいけませんから、洋服や靴、バッグなどを用意するための費用も必要になります。そして、装いに合わせて髪も綺麗にセットするため、サロンを利用するならばサロンを利用する費用も必要になります。

このように、婚活イベントやパーティーでは、参加料やクローク料、交通費以外にも出費があることを知っておきましょう。

◆高収入の男性との婚活パーティーでは外見と教養を磨かなければ勝てない

　ニートを卒業して職に就きたいと前向きな方もいらっしゃれば、高収入の男性と結婚をして専業主婦になりたいと考えている方もいらっしゃるでしょう。

婚活や結婚、将来に対する気持ちの持ち方は自由ですから、どのような考え方でも間違いではありません。しかし、もしも高収入の男性との結婚を目標として、高収入の男性が多く参加する婚活イベントやパーティーへの参加を検討されているならば知っておきたいことがあります。

　婚活イベントやパーティーの中には、男性の参加条件に年収や職業が含まれているものもあります。

そうしたイベントは医師や弁護士、経営者、高収入の男性と出会えることを全面的にアピールしたイベントであることが多く、「ハイクラス」「ハイステータス」「プレミアム」などの単語を取り入れたイベント名になっていることが多いです。

このようなイベントは女性からの人気も高く、参加者の募集が始まってすぐに女性参加者の募集枠が全て埋まってしまうことも珍しくありません。

　運よく参加することが出来たとしても、イベントの会場はライバルだらけの激戦となります。

高収入の男性との出会いがあるイベントの女性参加者は、ファッションのコーディネート、メイクやヘアセットにも力を入れている若くて美しい方が多いのです。

また、高収入の男性が参加するイベントであっても、女性の参加条件は年齢だけになっていることが殆どであり、女性参加者に対して高収入や高学歴であることは求められません。しかし、高収入の男性と会話をするための教養が無ければ、男性から好感度を得るのも難しいため、外見と教養の両方を磨かなければ出会いをゲットするのは難しいのです。

◆婚活を始めるなら少しずつでも仕事をするように努力をしよう

　ここまで、婚活を始める前に知っておきたいことをご紹介してきました。婚活そのものは、ニートでも始めることは可能です。

しかし、ニートであることによって婚活の場で不利になることもあります。

また、婚活イベントや婚活サイトを利用して婚活をする場合には、参加料や利用料が必要ですし、場合によってはドレスコードを守るための洋服代なども必要となります。そして、出会いを見付けて結婚を前提として交際できる相手が見つかったとしたら、デートの費用や将来に向けての貯蓄も必要になります。

　ニートとなる理由は人それぞれですし、ニートにならざるを得ない方だっていらっしゃるでしょう。

けれども、ニートであっても婚活をすることは出来ますが、婚活や将来のためにはお金がかかります。すぐに仕事に就いたり、大金を稼いだりすることは難しくても、婚活や将来のために少しずつでもお金を稼げるように努力をすることは大切なのです。